コーキングの劣化シグナルを知ろう 費用や耐用年数の目安も紹介
2023/06/29
「外壁や浴槽のコーキングが劣化しているシグナルはなに?」
「コーキングが劣化したらどのようにして張り替えをするの?」
そう疑問に感じている方は、この記事をぜひご覧ください。
この記事では、コーキングの劣化シグナルや寿命の目安、修理の方法などを解説しています。
記事を読めば、コーキングの修理をどのように行えばいいかわかるでしょう。
点検の仕方や寿命の目安も、記事内では紹介します。
コーキングの劣化シグナル3つ
コーキングの劣化シグナル3つを紹介します。
・コーキング面が細くなっている
・施工箇所が粉を吹いている
・ひび割れや裂け目が発生している
各シグナルを詳しく解説するので、コーキング交換を検討している方は必見です。
①施工箇所が細くなっている
コーキングが細くなったら、劣化のサインです。
その原因は、主に4つあります。
・紫外線による劣化
・高温や低温による膨張収縮
・水がコーキングに入り劣化した
・純粋な経年劣化による質量の収縮
この状態になった場合には、早めに補修・交換をする必要があるため気をつけましょう。
②施工箇所が粉を吹いている
コーキング材が劣化によって粉状になった状態です。
チョーキングが発生すると、コーキング材の密着性が低下し、雨水や風が侵入しやすくなります。
そのため、チョーキングが発生した場合は、早めに補修を行う必要があるでしょう。
発生原因は以下の4つです。
・紫外線や雨水による劣化
・熱による劣化
・汚れやゴミの付着
・コーキング材の老朽化
補修はコーキング材の表面を削り補填するか、新たなコーキングに入れ替える方法で行います。
③ひび割れや裂け目が発生している
コーキングのひび割れや裂け目を放置すると、そこから雨水や風、汚れなどが侵入して建物の劣化につながる可能性があります。
原因は物理的なものや経年劣化などさまざまです。
ひび割れが小さい場合は、コーキング材を充填すれば補修できます。
ひび割れが大きい場合は古い箇所を削り落とし新しいコーキング材を充填するか、コーキングの打ち直しが必要です。
コーキング劣化箇所の修理方法
コーキング劣化箇所の修理方法を、ここでは2つ紹介します。
コーキングの修理方法は、打ち替え・打ち増しの2つです。
どちらを選ぶかは、コーキングの状況や処置にかけられる時間で変わります。
現在コーキングの劣化箇所を修理しようと考えている方は、この章をよく読み参考にしてください。
①打ち替え|コーキングをすべて取り換える
打ち替えとは傷んだ古いコーキングを撤去し、新しいコーキングを充填する作業です。
コーキングの打ち替えは目地撤去・コーキング充填・仕上げの3つの工程で行われます。
工程 | 概要 |
目地撤去 | カッターやスクレーパーによる古いコーキング撤去 |
コーキング充填 | 新しいコーキングを目地に充填 |
仕上げ | コーキング表面を滑らかに仕上げる |
これらの工程は簡単そうに見えて複雑なため、修理をする際には専門の業者に依頼をしましょう。
②打ち増し|コーキング材を上から追加する
既存のコーキング材の上に新しいコーキング材を重ねて打ち付けるのが、打ち増しです。
経年劣化によりひび割れや剥がれが発生し、防水性が低下した箇所の応急処置に効果を発揮します。
コーキングの打ち増しを行う際には、以下の点に注意しましょう。
・既存のコーキング材の劣化状態を確認する
・打ち付けるコーキング材の種類を選択する
・適切な厚さで打ち付ける
・水密性を確保する
既存のコーキングをすべて除去する打ち替えより行いやすい対処ですが、効果は薄いのが難点です。
コーキングが劣化|DIY施工は難しい
コーキングが劣化しても、DIYで施工するのはすすめられません。
その理由は以下の3つです。
・国家資格が必要な作業でありそもそもの施工難易度が高い
・失敗すると雨漏りや水漏れなど深刻な被害を起こす
・高所作業の場合は怪我のリスクがある
よって、コーキングはプロの業者に依頼する方がよいといえます。
コーキングの劣化|寿命目安を知ろう
コーキングの寿命は一般的に5~10年程度です。
しかし、設置場所や環境、使用するコーキング材の種類によって寿命は異なります。
日光や雨風にさらされる外壁のコーキングは、室内のコーキングよりも早く劣化する傾向にあります。
浴室などの湿度が高い環境にあるコーキングも劣化しやすいため注意してください。
なお、耐久性の高いコーキング材を使用すれば、寿命を延ばせます。
建物の劣化や雨漏りを防ぐためにも、定期的にコーキングの状態を確認し必要に応じて補修を行いましょう。
コーキングの劣化が起きていないか確認する方法
コーキングの点検は、以下の手順で行います。
1.ひび割れや剥がれ、変色がないか確認
2.隙間からの水漏れや雨漏りがないか確認
3.硬化や膨れがないか確認
コーキングに異常が見られた場合は、早めに補修する必要があります。
補修は、コーキング材の種類や劣化の程度によって方法が異なるため、自身で方法を選択せず専門業者に依頼をしてください。
まとめ
コーキングは5~10年で劣化するため、定期的な交換が必要です。
コーキングの劣化を判断できるようになれば、業者に依頼して対処をするのがスムーズになります。
劣化シグナルの見分け方をこの記事でしっかり学び、コーキングをぜひ定期的に交換してください。
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