マスキングの方法を塗装のプロが解説!キレイに仕上げるコツとは?
2022/12/22
自分で塗装のDIYにチャレンジしようと思ったら、上手なマスキングの方法が知りたいと思いませんか?
この記事では、塗装のプロがマスキングの方法を順番に説明しながらコツを教えます。
また、外壁塗装や屋根塗装など場所によっては、プロに依頼したほうがいい理由についても紹介しますので、DIY塗装に興味がある方はぜひご覧ください。
塗装前のマスキング|手順がある
塗装を行うには、マスキングなど手順があるのでしっかりと手順を守って進めましょう。
なぜなら、しっかりと手順通りにやらないと、塗装がマスキングテープの中に入り込む可能性があるからです。
せっかくマスキングをしても、塗料が入り込んでしまっては失敗します。
マスキングする場所に汚れが残っていたり、テープ同士が重なって浮いていたりすると塗料が入り込むスペースができます。
塗料が入り込んでしまうと失敗するので、しっかりと手順を踏んで塗装しましょう。
マスキングはなぜやるの?
塗装をするときに、マスキングする理由は2つあります。
● 保護するための養生
● キレイに仕上げるための養生
例えば、部屋の壁を塗装する場合、コンセントや窓枠などを塗料で汚さないためにマスキングします。
また、窓枠ギリギリまでキレイに塗装するためでもあるのです。
また、途中で色を変えたい場合もマスキングすると色をしっかりと塗り分けできます。
マスキングの方法をマスターしないと成功しない
塗装を成功させるためには、マスキングの方法をマスターしないと成功しません。
手順通りに、マスキングをして養生するのが成功への近道です。
面倒だからと、マスキングをしないで塗装をしてしまうと、あとの処理が大変になる可能性が高くなります。
飛び散ってしまった塗料や、はみ出してしまった塗料をあとから取り除くのは大変です。
面倒だと思わずに、ぜひマスキングをしっかりマスターして成功させましょう。
ステップ別にコツを解説|塗装前のマスキング方法
塗装を行うときのマスキングの方法には、いくつかのステップがあります。
ステップ別にやり方とコツをお伝えするので、それに従って行いましょう。
ステップ1.周辺の汚れをキレイに取り除く
まずは、塗装やマスキングを始める前に、塗装したい場所やその周辺の汚れをしっかりと落とします。
なぜなら汚れがあると、キレイな塗装はできないからです。
汚れが残っていると、マスキングテープがキレイに密着できなかったり、塗料がキレイに塗れなかったりする原因になります。
下地処理が必要な場合にも、この段階で下地処理を行います。
コツとして、密着したマスキングとキレイな塗装面のためには、最初の汚れ落としが欠かせません。
ステップ2.塗装しない場所にマスキングテープを貼る
つぎに、塗装しない場所にマスキングテープを貼ります。
マスキングテープを上手に貼るコツは以下の通りです。
● 引っ張りながら貼る
● 始まりの部分は折り返して剥がしやすくしておく
● テープの上から指でしっかり押さえて密着させる
● 重なる部分はドライヤーで温めながら密着させる
これらのコツを気にしながら、丁寧にマスキングテープを貼っていきましょう。
大きな部分を養生する場合は、マスカーと呼ばれるビニールシートで養生する部分を覆います。
ステップ3.塗装をする
ここまでできたら、いよいよ塗装を行っていきます。
コツは、マスキングテープを貼った境界線から3cmくらいはハケを使用して慎重に塗るところです。
広い面は、ローラーなどを使い塗っていきましょう。
塗料の容器に記載されている乾燥時間を待ちます。
重ね塗りが必要な場合は、規定の乾燥時間を待ってから重ね塗りしましょう。
ステップ4.乾かないうちにマスキングテープを剥がす
塗料が完全に乾燥してからマスキングテープを外すと、テープに塗料がくっついて、塗料が剥がれる可能性があります。
そのような事態を避けるために、完全に乾燥する前にマスキングテープを剥がしてください。
このときに、マスキングテープに塗料がくっついて剥がれてしまうのを防ぐために、カッターで薄く切れ込みを入れておくのがコツです。
カッターで切れ込みを入れておくと、キレイに剥がせます。
マスキングを初めてやる場合はまずは練習しよう
塗装やマスキングを初めてやる場合は、まずは練習しましょう。
なぜなら、慣れていないうちに、いきなり大きなスペースの塗装をして失敗したとき大変だからです。
具体的には、小さな板などで、マスキングテープの貼り方、剥がし方、塗料の塗り方などを実践して感覚をつかんでください。
まずは、手順や流れをつかむために、何度か練習すると感覚がつかめます。
外壁・屋根塗装はプロに依頼するほうがいい
ここまで、塗装するときのマスキングの方法について紹介してきましたが、外壁・屋根塗装に関してはDIYよりもプロに依頼してください。
なぜなら、外壁・屋根塗装は大変だからです。
● 足場がないと危険
● 屋外なのでキレイにするのも大変
● マスキングや養生をする範囲が広い
● 使用する塗料は屋根材・外壁材との相性がある
● 建物構造に影響を及ぼす可能性がある
部屋の壁紙などでDIY塗装を楽しむのはいいですが、外壁・屋根塗装となると屋外で足場もないと危険な作業になってしまいます。
塗装のやり方によっては、雨漏りが発生するなどして建物構造に影響を及ぼす可能性もあるので、外壁・屋根塗装はプロにお願いしましょう。
まとめ
塗装のマスキングは、手順を守って行うのが大切です。
まずは周囲をキレイにしてから、マスキング、塗装を行わないとせっかくの塗装がキレイにできないからです。
まずは、手順を守る・練習するから始めて、趣味のDIYをエンジョイしましょう。
ただし、外壁・屋根塗装に関しては、危険をともなう作業であり、塗装の仕方で建物自体の寿命にも関わってくるのでDIYはやめてプロにお願いしてください。
株式会社LEXCEEDは、外壁・屋根塗装を中心にサービスを展開しているので、お気
軽にご相談ください。
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