雨漏りを調査する方法は?失敗しない業者の選び方や費用などをチェック
2021/11/12
雨漏りが発生した場合は、すぐに業者に修理の依頼をする必要があります。
雨漏りを放置してしまうと、天井や天井裏の木材が腐ったり、カビが生えたりするなどの二次被害が起こるリスクが高まるからです。
雨漏りは、時間が経つほど家の寿命を縮める原因になるので、早めに調査をしてもらわなくてはいけません。
ここでは、雨漏りの調査方法や業者の選び方、費用相場などを紹介していきます。
雨漏りの調査方法とは
雨漏りを修理するには、原因や現状を正確に把握する必要があります。
そのため、どの業者でも修理前に調査を行います。
調査方法はいろいろありますが、ここでは主流となっている4つの方法を解説していきましょう。
基本となるのは「目視調査」
目視調査は、名前の通り雨漏りが起こっている箇所を推測し、天井裏などを目で見て調査する方法です。
経験豊富な調査員であれば、見るだけである程度は原因を予測できるので、追加の調査が必要になった場合もスムーズに行えます。
ホームページなどに「調査無料」と記載されている場合は、基本的に目視調査です。
ただし、業者によっては目視でも費用が発生するので、あらかじめ確認しておきましょう。
雨漏りを再現する「散水調査」
すでに雨漏りが収まっている場合は、水をかけて雨漏りを再現する「散水調査」を行うことがあります。
散水調査では雨が降っている状態を再現するため、天井から雨漏りしている場合は高いところから水をかけるのです。
散水調査は足場代がかかるため、高額な費用になることがあります。
また、水は依頼者宅の水道から使うため、別途水道代もかかります。
水の浸入経路まで分かる「紫外線投射発光調査」
紫外線投射発光調査は、発光塗料を混ぜた調査液を屋根裏や室内に散布し、紫外線を当てることで水の浸入経路を特定する調査方法です。
散水調査後、水の浸入経路が複数あると考えられる場合、この調査を行うことが多いです。
雨漏りの箇所が複数あったり、高所での作業が必要だったりする場合は、費用も高額になる傾向にあります。
正確な診断ができる「赤外線サーモグラフィー調査」
赤外線サーモグラフィー調査は、赤外線カメラで撮影をして、雨漏りしている箇所を特定する調査方法です。
水は冷たいので、赤外線サーモグラフィーで映すと、雨漏り部分だけが青くなります。
そのため、水の浸入経路や雨漏り箇所を正確に把握できます。
ただし費用は調査方法の中で、もっとも高いです。
そのため、調査の必要性をしっかり聞いてから判断しましょう。
雨漏り調査の費用相場について
雨漏りの調査というのは、目視であれば基本的に無料です。
しかしそれ以外は機械を使うため、調査であっても費用が発生することがあります。
費用は業者ごとに異なるものの、おおよその相場を知っておかないと、調査だけで想定外の出費に驚くこともあります。
相場を把握しておくようにしましょう。
調査方法 | 費用相場 |
目視 | 無料~30,000円(ほとんどの場合無料) |
散水調査 | 30,000円~200,000円 |
紫外線当社発光調査 | 100,000円~250,000円 |
赤外線サーモグラフィー調査 | 150,000円~400,000円 |
このように調査方法によっては、かなり高額な費用がかかることがあります。
調査を依頼する際は、調査費用に関する説明をきちんとしてくれる業者を選んでください。
失敗しない業者選びのポイントとは
雨漏りを修理してくれる業者は、インターネットで検索をすればすぐに見つかります。
しかし、業者によってはいい加減な調査しかせず、原因を改善できないまま応急処置的な修理しか行わないこともあるので要注意です。
ここでは、業者選びを失敗しないポイントを紹介するので参考にしてください。
原因や修理内容を丁寧に説明してくれる
雨漏りの原因、どういった修理をするのかなど、丁寧に説明してくれる業者は信頼できる場合が多いです。
元専門業者でもない限り、雨漏りに関する知識を持つ人は少ないでしょう。
適当な業者は、特に詳しい説明をしないまま、いきなり修理費用の見積もりを出してくることがあります。
逆に優良な業者は、なぜ雨漏りが起こったのか、どのような修理をすれば直るかなどを、丁寧に説明してくれます。
ですので、調査に来てもらった際には、質問や疑問に対してしっかり説明してくれる業者を選んでください。
調査報告書をきちんと提示してくれる
雨漏りの調査に関する報告書を作成し、きちんと提示してくれる業者を選ぶことも大切です。
雨漏りは再発する可能性があるため、修正をすれば終わりというものではありません。
もし再発した場合、前回雨漏りをした原因を把握しておかないと、適切な修理ができなくなってしまいます。
そのため「どういった調査結果だったのか」を知ることはとても重要です。
ただし、ただ調査報告書があれば良いというわけではありません。
必要な情報が書かれていなければ意味がないので、項目をしっかりチェックしましょう。
・雨漏りの発生箇所
・雨漏りの発生時期
・雨漏りの修理方法
この3つの項目は、最低限必要なものです。
他に詳細な調査内容や見積もり、築年数や構造、防水の種類など、細かく記載しているかも併せて確認してください。
アフターフォローが付いている
雨漏りは1回の修理で完全に直るとは限らないので、アフターフォローが付いている業者を選びましょう。
どんなに技術を持った職人でも、雨漏りの修理は非常に難しいため、再発してしまうことがあります。
優良な業者は再発のリスクを知っているので、アフターフォローサービスを完備しています。
調査を依頼する際に、アフターフォローがあるかを確認し、もし付いていないようであればその業者への依頼は考え直した方が良いです。
雨漏りを見つけたらすぐに業者に相談しよう
雨漏りは、放置すると家屋の劣化を引き起こし、場合によっては大がかりな修理やリフォームが必要になることもあります。
できるだけ早く、信頼できる業者を見つけて相談をしましょう。
当社でも雨漏りの原因調査を行っています。
お客様の大事な家を守るために、しっかりと丁寧に対応させていただきます。
雨漏りでお悩みの方は、ぜひ当社にご相談ください。
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株式会社LEXCEED
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