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弾性塗料とは?外壁塗装するメリット・デメリットをチェック

弾性塗料とは?外壁塗装するメリット・デメリットをチェック

2021/11/19

外壁塗装をする際、どの塗料を選ぶか悩みませんか?
同じアクリル系やシリコン系塗料でも、水性や油性、弾性や非弾性と種類によって特徴が違います。

いくつも種類のある塗料の中で、使用するメリットが大きいと言われるのが「弾性塗料」です。
しかし弾性塗料はデメリットもあるため、利用前に特徴を知っておく必要があります。

そこで今回は、弾性塗料の特徴やメリット・デメリットなどについて、詳しく解説します。

弾性塗料とは?外壁塗装するメリット・デメリットをチェック

弾性塗料とは?

弾性塗料は、塗膜がゴムのように伸び縮みする特徴を持つ塗料です。
外壁塗装の塗料と言えば、アクリル系やシリコン系などの種類に分けられますが、弾性塗料は他の塗料に柔軟性や弾力性を与えるために混ぜ合わせて使用します。

弾性塗料として単体で使うのではなく、アクリル系弾性塗料など原材料の種類の一種としての使い方がメインでしょう。

弾性塗料の種類と特徴

弾性塗料は伸び率によって下記の2種類に分けられます。

種類 特徴
高弾性塗料 ・20度の環境で120%以上伸びる

・JIS規格により規定

微弾性塗料 ・20度の環境で約50~100%伸びる

・JIS規格による正式な規定はない

弾性塗料は国内の塗料メーカーから何種類か販売されていますが、密着力や汚染性、耐久性などが違います。
外壁塗装で利用する際は、メーカー別の特徴などを担当スタッフに確認しましょう。

弾性塗料の施工方法の種類

弾性塗料の施工方法は3種類あり、工法によって耐用年数や防水性などの機能が違います。

工法の種類 特徴
単層弾性 ・下地を塗布後、単層弾性用の塗料で2回塗装

・外壁に弾性塗料で厚みを出して補修

・施工時間が一番短く費用も割安

・耐用年数は約5年

複層弾性 ・下地を1回、中塗りで高弾性塗料を2回、上塗りで塗料2回塗装

・3種類の中で一番防水性が高い

・施工時間が長く費用が一番高い

・耐用年数は約10年~20年

微弾性 ・下地(微弾性フィラー)を塗布後、上塗り用塗料で2回塗装

・弾力性の高い下地を使用

・上塗りにウレタン系やシリコン系を選べる

・単層弾性のように、何度も塗り直しする必要がない

施工の種類によって、コスト面も大きく変わってくるので、事前に見積もりで確認しましょう。

弾性塗料で外壁塗装するメリット

外壁塗装で、弾性塗料を使用するメリットをチェックしていきましょう。

施工後のクラック(ひび割れ・亀裂)が起こりにくい

弾性塗料はゴムのような弾力性があるため、塗膜が乾いてもクラックが起こりにくいです。

クラックは乾燥だけではなく、住宅が地震や車の通行によって振動を受けたり、雨風などの自然災害で壁が劣化したり、さまざまな影響で起きます。
そのようなクラックを防ぐ効果が期待できます。

高い防水性で雨漏り予防

弾力性と柔軟性を兼ね揃えた弾性塗料は、塗膜が外壁表面を覆い、住宅内へ雨風が侵入するのを防ぎます。
他の塗料に比べて伸びがいいため、クラックしている外壁を補修する役割もあります。

弾性塗料は工法によりますが、基本的に他の塗料より厚塗りです。
密着性が高いので、防水機能は塗料の中でもトップクラスでしょう。

モルタル外壁と相性がいい

クラックが起こりやすいモルタル外壁は、弾性塗料と相性がいいのでおすすめです。

塗料の種類の中には、クラックに強い性質を持つ「フッ素塗料」もありますが、塗膜が固いと言うデメリットがあるため、モルタル壁が乾燥するとクラックが目立ってしまいます。

弾性塗料はフッ素塗料と違い柔軟性質なので、モルタル外壁をクラックから守ってくれるでしょう。

弾性塗料で外壁塗装するデメリット

外壁塗装で弾性塗料を使用するデメリットをチェックしていきましょう。

サイディングにはNG

住宅の外壁をパネル用に組み立てて仕上げるサイディングボードは、中に断熱材が含まれています。
サイディングボードに弾性塗料を使用すると気温上昇によって外壁が熱くなり、塗料が柔らかくなって塗膜が膨れたり剥がれたりし、さまざまなトラブルを引き起こします。

外気温が40度近い猛暑日になると、弾性塗料が熱によって泡立つケースもあるので、サイディングボードへの使用はおすすめしません。

また、弾性塗料の最大の特徴は「クラック予防、高い防水機能」です。
もともとサイディングボードは、クラックや防水力に強いため、弾性塗料で外壁塗装しても特徴を活かしきれないでしょう。

他の塗料より費用が高い

弾性塗料は施工方法の種類によっては、何度も塗って厚みを出すため、必然的に塗料費用が高まります。
費用を抑えるなら塗装回数の少ない単層弾性仕上げですが、耐用年数が短く何度も塗り直しが必要です。

他の塗料に比べて、弾性塗料による外壁塗装は費用が高く付くのは大きなデメリットです。

耐用年数が短い

弾性塗料は同じランクの塗料に比べると、耐用年数が短いのがデメリットです。

耐用年数の短さは非弾性の塗料に比べると数年の違いですが、外壁塗装の周期が短くなる分費用もかかるため、長期的なメンテナンス費を考えなくてはいけません。

また、耐用年数を高めるために複層弾性仕上げもありますが、単層弾性仕上げに比べて費用は高いため、こちらも大きなデメリットでしょう。

まとめ|弾性塗料は専門業者へ依頼しよう

塗料の中では、弾性塗料は柔軟性と伸縮性が高く、雨風やクラックに強いのが特徴的です。
ただ、耐用年数の短さや塗装費用の高さなどデメリットもあるため、外壁塗装する場合は予算や機能性を十分に理解しなくてはいけません。

外壁塗装の困りごとや悩みごとがある場合は、一度当社へご相談ください。
初めての方にも、分かりやすく説明いたします。

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